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1990年11月 えほんとなかよし (6) ふゆのよるのおくりもの
作者の言葉
・ふゆのよるのおくりもの
クリスマスの絵本です。
この本を書く数年前、当時ロスアンジェルスに住んでいた叔母の家を訪ねました。
ちょうどクリスマスシーズンで、家々の飾りつけをたくさん見せていただきました。
今でこそ、家を個性的にライトアップすることも、日本でもよく見かけるようになりましたが、
初めてアメリカで見た時は、衝撃的でした。
それよりも、心に残ったのは、クリスマスの精神でした。
救世主が生まれてきたことは(その後たとえどんな運命が待ち受けていようと)、それだけですばらしい。
そして、あらゆる子供の誕生は、文句なしに、すばらしい。すべての子供は、未来の救世主ですから。
サンタさんにささげるクッキーとミルクは、甥っ子が本当にやっていたことです。
・ふゆのよるのおくりもの(大型絵本)
幼稚園や児童館や図書館など、たくさんのお子さんたちに、いっしょに見ていただけるように、
大きなサイズ(一辺が50㎝近くあります)の絵本です。
原画は原寸で描いているので、拡大して大丈夫かなあと思いましたが、案外大丈夫でした。
みんなでわいわい楽しんでくれたら、うれしいです。
絵本作家 芭蕉みどり
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