絵本:ティモシーとサラとデイジーさん

 2006年11月 えほんとなかよし (65)
ティモシーとサラとデイジーさん

内容(「BOOK」データベースより)

 古くなったのでこわされることになった劇場に勤めていたデイジーさんをはげまそうと、サラたちはさいごの劇を上演することに…。

内容(「MARC」データベースより)

ティモシーとサラは、街の劇場に勤めるデイジーさんがさみしそうなのを見て心配しています。実は劇場が古くなったのでとり壊されることになったのです。ふたりはデイジーさんのために最後の劇をすることにしました…。     
  

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2006年11月 えほんとなかよし (65) ティモシーとサラとデイジーさん

 

 おじいちゃんとおばあちゃんは、遠いくるみ村にすんでいます。
 おじいちゃんは、家具職人。
 おばあちゃんは、昔、劇場の衣装係でした。いまでも、お裁縫は大得意です。
 そんなふたりが大活躍


作者の言葉・ティモシーとサラとデイジーさん

町の劇場が、取り壊されることになりました。

劇場の支配人を長く勤めたデイジーさんのため、劇場の思い出のために、みんなで劇を上演することになったのです。

それぞれの得意分野を活かし、一つの舞台を作り上げていくのは、大変だけどわくわくするような楽しい仕事です。

そして、仕事の幕の降ろし方も考えました。

街を歩いてると、さびれた古い店がいつの間にかぴかぴかの全然違うお店に代わっていたりしますよね。
あっという間に風景に溶け込んで、昔は何が建っていたのか、どんな人がいたのか思い出せなくなってしまいます。
ちょっと寂しいけど、それが時の流れと言うものでしょう。

ちなみに、このお芝居の内容を知りたい方は、ぜひ小さい絵本のシリーズの「ひなぎくひめのおはなし」を読んでみてくださいね。

 

絵本作家    芭蕉みどり